思い込みをすると損をする

こんにちは 市川弘美です。

「知っている」と思っていることでも、それは「思い込み」のことがあります。そして「思い込み」によって損をしていることもあります。たとえば投資についての思い込みです。

投資は当たれば大きい、当たらないと損をする。
投資はお金がないと学んでも意味がない。
怪しい。

このような思い込みを持つのは、分かる気がします。かつての私もそうでした。
しかし、そもそも投資は当たる・当たらないというような、占いでも賭けでもありません。ただ私も投資を学ぶまでは、当たらないと損をすると思い込んでいました。正しい知識を得てから、それが誤解だということが分かりました。

また、お金がなくても時間があるのなら、投資は学んでおくのが得策です。なぜなら、お金ができた時にすぐに投資を始めることができるからです。私は投資を学び始めたとき、お金は余っていませんでした。色々な事情でカツカツでした。でも学んで良かったと思います。なぜなら、投資は準備が9割と言ってもいいほど、お金とともに正しい知識も持っておくことが重要だからです。正しい知識なくして投資はあり得ません。また学んだことで、お金を増やすという新たな稼ぐモチベーションができました。

「投資=怪しい」と感じる時は、怪しい人や主催者からは学ばないことが大切だと思います。セミナーで高額商品を売り込まれて買ってしまいトラブルになっているニュースを見れば、怪しい印象を持つのも無理はありません。しかし投資セミナーの100%が怪しいわけではありません。セールスレターを読んでいいなと思ってすぐに申し込むのではなく、主催する会社や講師がどのような実績を上げているかやどんな人たちと繋がっているかなどをよく調べておくことも大切です。

私は投資のプロでもなければ投資により大きな収益をあげたわけでもありません。なぜ私が投資のことを記事に書くのかというと、これからの世の中、私たちが想像している以上にお金がかかるようになると考えているからです。エネルギーを持たず、かつ自給率が高くない日本は、生きるために必要なものでさえ他国に頼らなければいけません。そのため円安が進めば物価はもっともっと上がると思います。エネルギーをめぐってもはや日本で戦争は起きないことを願いますが、絶対とは言えません。

電気代やガス代などの光熱費はここ2~3年で、3~4割くらい値上がりしている感覚です。ガソリンは27年前はハイオクで1リットル100円台前半でしたが、値上がりを続け今は170円前後で推移。生活するだけのコストがどんどん上がっているのです。一方で「失われた30年」と言われているように、給与水準は物価と相対して30年間上がっていないのです。

日本は超高齢社会へまっしぐらです。生産年齢である働き手世代の人口減少により、年金の財源は減少傾向です。外国人労働者が増えても、日本の不足する財源を賄えるほどにはなれないでしょう。インバウンドによる経済効果に頼ってばかりいても根本的な解決にはならないと思います。日本の社会福祉制度は、すぐには崩壊することはないと思いますが、少しずつバランスを崩し今のままでは持たなくなるのは時間の問題だと考えています。

つまり国民一人ひとりに、生涯を通して経済的な自立が求められる世の中になるのではないかと、考えるわけです。これはあくまでも私の勝手な想像ですが、私が生きている間は大丈夫でも、息子や孫の世代には「公的年金」という言葉は消えつつあるかもしれません。

未来を明るく生き抜くために、お金が必要です

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