ゴミが落ちていたら拾う人、スルーする人

こんにちは ブックライター 市川弘美です。

ゴミが落ちていたら、拾いますか? 道路、公園、電車の中、デパートを歩いていて、そしてオフィスで。ゴミが落ちていたら何の迷いもなく拾う人は、目の前の人を助けられる人だと思います。どこの誰とも分からない他人が落としたゴミを拾うわけです。スゴクないですか? それって超簡単なのに、なかなか出来ないことだなと思うんです。

会社帰りに、梅田から阪急電車に乗って家に帰る時に、座りたいから一本見送って次の電車に乗っていました。すると私が座った目の前に、明らかに75歳くらいを過ぎていて少し腰の曲がったお年寄りの方が立ったりします。そんな時、あなたは席をゆずりますか? ゆずりませんか?

遅刻ギリギリで通勤途中に、駅の階段を荷物を沢山かかえて昇っている人がいたら、一緒に持って行ってあげられるのでしょうか。

電車の中で、若い女性が急にうずくまって気分悪そうにしているのに、何回か遭遇しました。大丈夫ですか?と声をかけて大丈夫じゃなかったら、一緒に救急車に乗って見届けるとか、一緒に途中の駅で降りて駅員さんに送り届けるとかできるでしょうか。

50代になった今の私なら迷いなく声をかけますが、20代や30代の頃はできていないことが沢山あったなーと思い返します。なぜ、私がこんな記事を書くのかというと、考えさせられる出来事があったからです。人は優しくて自分勝手。自分の器を広げられるのは、目の前のゴミを当たり前に拾い、どんな状況でも目の前の人にすっと手を差し伸べられる自分になれるかどうかですね。

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