なぜ「ネタがないから書けない」のか?

こんにちは 書籍代筆ライター 市川弘美です。

ブログを毎日更新しようと思っても、ネタがない。
Facebookに毎日投稿しようと思っても、書くことがない。

「ネタがない」や「書くことがない」は、ネットでビジネスをするうえでは深刻な悩みです。ネット発信は文章ネタなくしては成り立ちません。「書けない」と悩んだり「何を書こう」と考えたりしているうちに、時間が過ぎてしまいます。

そこで今回は、ネタがないから文章を書けないとお悩みの方へ、ネタ切れにならないために大切なことをお伝えします。

私たちの頭の中は常に「言葉」であふれています。
必ず何かしら、常に考えたり感じたりしています。ご飯を食べれば「今日のご飯はちょっと硬いな」とか、電車に乗った時には「桜が満開だ」と車窓を眺めながら思ったりします。どんな時も、頭が空っぽになったり、心が空っぽになったりすることはありません。

常に何かを考え、何かしらを感じているのです。そして、頭で考えている時も心で感じている時も、そこには「言葉」が存在します。その頭や心の中にある言葉をアウトプットして文章が作られるわけです。こうしてネタが生まれます。

ネタの元になるのは、自分が見聞きするものです。文章は、見聞きしたことを自分がどう感じどう考えたかを言葉にして作ります。どんなネタでも、結局は自分が考えたことや感じたことを言葉にしたものが文章であれば、文章とは自分を映す鏡そのもの。普段から何を見てどう考え、どんなふうに感じているのか。それが文章の土台です。様々な視点で物事をとらえるための、豊かな感性や観察眼を養うことが、多くのネタを生み出すことになります。

文章のためのネタは既にあるのではなく、ネタは生み出し創り出すもの。ネタがないから書けないのではなく、書かないからネタが生まれないのです。

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