アフターコロナでも、これまでの会社員時代の経験やノウハウをまとめた書籍は役に立つ?

こんにちは、ブックライター 市川弘美です。

前回の記事で、長年の会社勤めの中で「困ったことを乗り越えてきた」経験を1冊の書籍に、というご提案をしました。(前回の記事はこちら

けれども、アフターコロナの世界は、これまでとは違う世界になるのに、ビフォアーコロナの会社員時代の経験が、書籍になり誰かの役に立つのか?という疑問が出てきます。
そこで、今回はこちらの疑問にお答えしていきます。

 

会社でやってきた「ビジネスモデル」は、アフターコロナでは役に立たないかもしれません。

ですが、人の悩みというのは「ビジネスモデルそのもの」よりも、むしろビジネスモデルを遂行する「プロセス」、「流れ」、「仕組み」、そして「関わる人との関係」にあるのではないでしょうか。

私は人の悩みというのは、2つに大別できると思います。

1つは、自分の人生について。
人生をどう送るか、つまり「時間の使い方」です。
仕事の効率化、要・不要の見極め方、が本のテーマになります。
朝5時起きの習慣、通勤の読書習慣など、続けることによってどのような変化があったのかは、本のテーマになります。
最近では、「会社経営が上手くいく人は、朝5時より前に起きている」というような逆説的なタイトルがトレンドのような気がします。

2つ目は、他者との関係。
上司・部下、妻・夫、子供、地域コミュニティとの、「人間関係」です。
仕事が忙しいときの、
夫婦のコミュニケーション、子供との関わりなどは、皆さん、何かしらお悩みをお持ちではないでしょうか。

 

会社員でいると、職場の問題とプライベートの問題、どちらか、あるいは両方の悩みが、ほぼ必ずついてきます。
仕事がうまくいかない原因は、仕事自体が悪いのではなく、上司に相談しにくい、部下とコミュニケーションがとりにくいといった事が本質だったりします。または、夫婦関係がぎくしゃくしていて、それが仕事に影響しているといったケースもあります。

 

表面的な問題の奥にある「悩みの本質」は本の普遍的なテーマです。今この瞬間でも、「時間の使い方」と「人間関係」についての本は、書店で沢山並んでいますし、これからも売れていくでしょう。

ビフォアーコロナ時代に、長年あなたが会社勤めで得たノウハウや経験は、アフターコロナ時代においても、必ず誰かに役に立つ1冊となります。

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