こんにちは ライター 市川弘美です。
今日は50歳以上の方向けに「老後の備え」というテーマでお伝えします。
なぜなら、2020年からライターとして「シニア向け事業」のライティングをしていて、老後について真剣に考えさせられることが多くあるからです。
歳をとっても今までどおり、何とかなる。本気でそう思っていました。が、それは大きな間違いだということを知ることがができました。大げさではなくものすごく不安になったり、逆に大きく希望を抱いたりと、揺れ動く気持ちも率直に書いていこうと思います。私と同じくらいの50歳代の方に読んでいただいて、老後を考えていただくきっかけになれば嬉しいです。
ライターの仕事は、その道の専門家にインタビューをさせていただき、原稿にまとめることです。プロフィール、会社の理念、事業内容、そしてノウハウなど、アウトプットするメディアはインターネット、電子書籍、紙書籍など様々です。ありがたいことに、色々なことを深く知ることができる職業です。
シニア向けコピーライティングは、老後のお金、相続、お墓など、「老後」に関するライティングです。インタビューを続けるうちに、自分の身に近い将来降りかかってくることばかりだなと、感じるようになりました。
これが、個人的には一番の収穫というか、老後を考えるきっかけを与えてくれました。つまり、
老後を総合的に捉えて、現実的に解決できる知恵と方法を身に付け、老後の選択肢が増えたわけです。
老後の生き方については、知らないことが、一番のコストであり最大のリスクであることを実感しています。
若い世代から老後の知識を得て準備ができれば、それに越したことはないのですが、30代40代はそれどころではないというのが現実でしょう。私もそうでした。
50歳を過ぎるとすぐ55歳になり、60歳は目前。気が付いた時には、考えなくてはいけないことが山ほどあります。お金のこと、夫婦のこと、家のこと、親のことなどなど。考えるだけならまだいいのですが、実際には具体的に手を打たなくてはいけないことが多くなります。
サラリーマンであれば60歳で定年退職か、遅くとも65歳には退職することになるでしょう。月給が入ってこなくなる、子供が家を出て行く、親の介護が始まる、プラス自分の体力がおとろえます。それらのことって想像できますか? 同時にとまではいかなくても、短期間で一気にやってきます。
お金のことも親の介護も子供のことも、そして健康についても老後は何も心配ない!と言い切れる方は大丈夫ですが、そういう方は少数だと思います。
今、想像できなくても、必ず来る将来のために考えておかなくてはいけません。悲観的になることはなく、楽しい未来を想像しながら知識を得て自分に合った手を打てば、老後を考えることもまた楽しくなります。
えらそうに言ってますが、私はこれからのことを、何となくしか考えていませんでした。仕事で様々なシニア事業のお話を伺っているうちに、そして体調を少し崩して初めて、自分ごととして捉えることができるようになりました。
シニア事業のライティングをとおして、私自身が気付きを得て50歳代以上の方にお役に立てることや、私自身が感じたことは包み隠さずシェアしていきます。シニアの一人として(50代です^^)、ライターとして、読者の皆様と一緒に老後、「人生100年時代の50歳からの生き方」を考えていきたいと思います。