こんにちは、ブックライター 市川弘美です。
「出口戦略へのロードマップ」
ここ数日、この言葉をよく聞きますし、一度聞いたら忘れられませんね。
うまい!と思わず心の中で叫びませんでしたか?
大阪の西村府知事か、東京の小池都知事か、どちらが先におっしゃったのか知らないのですが、関西に住んでいるからか、最初に聞いたのは、西村府知事からだったと記憶しています。関東に住んでいるかたはどうですか?
いずれにしても、とっても分かりやすい言葉ですね。
この「ロードマップ」を、出版に当てはめてみます。
例えば、出版が決まってから、書籍の刊行(発売)までには、決められた「ロードマップ」があります。
出版決定、企画確定、原稿執筆、原稿完成、デザイン、印刷、書店やAmazonで販売、という手順や方法がそれです(かなり大まか)。
出版の仕事をしていると、よく聞かれる質問があります。
「出版したらどうなれますか?」
「出版するメリットって何ですか?」
この質問への答えにも、「出口戦略へのロードマップ」が当てはまるのです。
出版してから「自分がどうなりたいか=出口戦略」を決めて、そこへの「ロードマップ」を描いておくということ。
例えば、もしも、私が
『初めての出版 一発でOKをもらう原稿10万文字の書き方』
『「響く」より、「分かりやすい」文章が読まれる本になる』
なーーんていう書籍を出版するとなったら、私の望む未来(どうなりたいか)はこうです。
本を読んだ人が、「本の原稿の書き方を教えてほしい」と私のところに行列をつくること。そして、その人たちが書いた本の原稿が一発でOKをもらえること。
分かりやすい文章の本ができること。
原稿を書くのは苦しみだけではありあません。ものすごい量の原稿でも、書く「楽しみ」も必ずあります。
そうやって楽しく書いた本が、売れに売れて、多くの読者に「おもしろい!」「分かりやすい!」と感じてもらいたいです。書店入口の話題書コーナーに積まれてニヤニヤします。英訳されたりして。。。
こんなふうになれる為のロードマップを、作っておくことが大切です。
実現したらメチャメチャ嬉しいですねー。(すべて妄想、いや幻想です♪)
あなたは出版して、どうなりたいですか?
出版して、お客様を増やしたい、ビジネスを発展させたいなど、出版のメリットを確実に手にするために、「出口戦略へのロードマップ」を具体的に描いておくことをおすすめします。