出版企画書には何を書く?全項目について解説します。

こんにちは ブックライター 市川弘美です。

出版には、まず出版企画書が必要です。出版企画書という名前は知っているけれど、何が書かれているのか知らないという方は多いかもしれません。

書こうとしても、何をどう書けばいいのか?という方もいらっしゃるでしょう。

今回は、そんな「出版企画書は、何をどう書けばいいのか?」という方のために、出版企画書に書く全ての項目について解説いたします。
順番も大体次のとおりです。ページ数については最後にお伝えいたします。まずは、どんなことを書くのかを見ていきましょう。

出版企画書に必要な項目
1)書籍タイトル・サブタイトル
2)概要・趣旨
3)著者プロフィール
4)企画意図・企画背景
5)読者ターゲット
6)目次構成
7)類書とその差別化
8)原稿納期
9)販売プラン
10)連絡先

 

1)書籍タイトル・サブタイトル
本の表紙を飾るタイトルです。サブトタイトルも入れましょう。
タイトルは、最初に考える人、最後に考える人、途中で考えながら決める人、さまざまです。

最初にあれば、そのキャッチコピーに向かって、目標ができたような感じになれます。
出版企画書を作るうえで、あらゆるコンテンツを出し切り、様々な表現も出し切り、そうしているうちに、インスピレーションが湧くかもしれません。

100本ノックくらいの勢いで、ありとあらゆるタイトル候補を出してみるのがおすすめです。

 

2)概要・趣旨
本の内容を50~60文字で「◎◎で悩んでいる人が、◇◇になれることを、☐☐を切り口にお伝えします」と簡潔に分かりやすくまとめます。

え?1冊の内容を一言で?と思われるかもしれませんが、この軸となることをハッキリ言語化させていなければ、コンテンツは本になりません。自己紹介は30秒で簡潔にと言われるのと似ていると思います。

また、ジャンルと、実用書・自己啓発書・ノウハウ本・参考書などの種別も述べます。ジャンルと実用書なのか自己啓発書なのかが決まれば、書店のどの書棚に置かれる本なのかが明確になります。

 

3)著者プロフィール
肩書、名前、フリカナ、経歴、実績などです。
この本をなぜ、この著者が語れるのか?を必ず入れます。

 

4)企画意図・企画背景
この本がなぜ、読者に読まれるのか?

この本がなぜ、今の社会に必要なのか?

 

5)読者ターゲット
この本をどんな人に向けて書くのか?どんな人に読んでほしいのか?

6)目次構成
例1)はじめに、第1章~第5章、おわりに

各章につき5~10項くらい。

例2)1~50番(1~XX番)

後者の構成もよくみられますね。例えばこちら
目次構成では、何を、どういう順番で、どんなふうに伝えるかを決めます。
キャッチーでなくていいので「何が書かれているのか?」が分かる見出しにします。

もしも、セミナーをされている方なら、セミナーでも伝える順番を考えるように、本でも伝える順番を同様に考えます。

書店でも、本を買う時に目次を見ます。目次を見れば、大体どんな本かが分かりますね。

 

7)類書とその差別化
この本のライバルとなる本、よく似ている本の、タイトル・著者名・出版社名(・刊行日)を書きます。3冊から多くて5冊くらいまででしょうか。多ければいいというわけではないので、的を絞って選びます。
そして、
それらの本との差別化を明確にします。

書店に行って、この本が並ぶであろう書棚に既にある、似た本を探してみてください。類書は大型書店に行ってリサーチするのがおすすめです。ネットでは分からない、書棚の雰囲気や、本の並び方、自分の本を置いた時のイメージがふつふつと湧いてきます。

 

8)原稿納期
何か月で原稿執筆が完了するかを書きます。
3か月以内がいいそうです。(書けるのか?は置いといて)

 

9)販促プラン
刊行後、どういうルートで売るかを書きます。
本は全国の主要書店に並びますが、著者が売ることが必須と言われています。

ツイッター、Facebook、LINEなどSNSのフォロワー数。どのくらいの人に影響を及ぼすことができるのかを、ビジネス実績と数値で示します。

 

10)連絡先
電話番号やメールアドレスを書きます。
実際に採用されるとなった場合、出版社から、ここに書いた連絡先に連絡があります。

 

出版企画書のページ数について
これらの10項目を、何ページくらいで書けばいいのか?

よく、A4に1枚、見開き1枚だからA4に2枚、いやいや詳しいほどいいから何枚でもとか…。

私は、4枚くらいが適当かと思われます。作成をご依頼いただいた場合、WordA4×4ページで作成しています。
1枚では実際には書ききれないですし、「どんな本か」をA4・1枚からはイメージは湧いてきません。2枚にもおさまらない、というのが市川の考えです。

 

いかがですか?
「出版企画書には、どんなことが書いてあるか?」少しはイメージが湧いてきましたでしょうか?
ここで「そもそも、自分の何が本になるのか?」と疑問が湧いてくると思います。

 

次回は、そんな「本が出せるくらいノウハウがあるのに、うまくまとめられない」という方のために、「あなただけのサービス・ノウハウを、1冊の本としてまとめるための出版企画書の書き方」についてお伝えいたします。

 

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