こんにちは
ブックライター 市川弘美です。
ビジネスのオンライン化が進む中、これまでの有料サービスは、オンライン化出来るものと、残念ながら出来ないものに分かれます。また、先行きの見えない中で、今後数年は社会全体の消費が落ち込む傾向も否めないでしょう。
よく「アフターコロナ」という言葉を目にし耳にしますが、「アフターコロナ」のためにも、「新しい収入の柱」を増やそうと考えているかたも多いのではないでしょうか。
また、会社通勤がテレワークになり、時間の使い方が変わったことで副業をスタートされるかたもいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、新しい収入の柱の1つとなり得る「電子書籍」についてお伝えします。
電子書籍で収入を得るためには、「売れる電子書籍」を作らなくてはいけません。
売れる電子書籍とは。それは、あなたが本を買った時のことを、思い起こしてみてください。
なぜ、その本を買いましたか?
およそ1500円のお金を払い、本(紙の書籍or電子書籍)を買ったとき、あなたはなぜ、その本を選びましたか?
その本を選んだ理由から、どのような電子書籍が売れるのかが見えてきます。
本を選ぶとき、人は「今の自分の悩みを解決してくれるもの」を探します。
売れる本の大前提は、この「今の悩みを、今解決してくれる」ことです。
悩みが頭からはなれず、そこから何としても解放されたい!という願いや動機が、お金を出させるわけです。
いくつか、例を挙げてみましょう。
(例1)文章を書くのが苦手な人が、それを克服したいと願うとき
・「小学生でもわかる5W1H、伝わる文章がカンタンに書ける5つの法則」
・「文章が苦手な人が、1週間でスラスラ書けるようになる、7ステップ」
のような本が役立ちます。
(例2)会社からテレワークを命じられたら
・「これで準備万端!テレワークに必要なハードウェア&ソフトウェアとその使い方」
・「分かりやすく解説!今すぐ始めたいテレワーク初心者のための教科書」
などは、テレワーク初心者にはありがたい一冊ですね。
(例3)洋服の着回しに困ったら
・「30代子育て真っ最中、動きやすくネット映えするテレワーク服」
・「ZOOMでキチンと感の出る、今ある洋服のコーディネート術」
なんかがあると嬉しいですねー。
(例4)休校が続いて朝昼晩3食作るのが大変なママは
・「レンジdeチン♪栄養バランスもバッチリ!子供が喜ぶ超カンタンスピードおかず30選」
のような本はすぐにポチります(笑)。
※タイトルはすべて架空のタイトルです。
「今すぐカンタンに解決できること」
このように例1~4に共通することは、
・今かかえている特定の問題を
・今すぐに、または近い未来に解決できる
・この方法なら自分にもできる
・カンタンにできる
ことです。
お困り事をただ解決するだけではなく、「早く」「自分でも」「カンタンに」というのも大切な要素です。
タイトルが良くて本を手にしたものの、解決にものすごく時間がかかり、かつ難しそうだなと感じる時は、その本を買うのを躊躇してしまいますよね。きっと1冊目に選ぶことはないでしょう。
困っていることがあれば、人は今すぐにでも解決して、明るい未来へ行きたいのです。
これまでビジネスにおいて、お客様のお困り事を解決し、お客様の変化を見届けてこられませんでしたか?
そんなあなたが培ってきたノウハウは、1冊の売れる電子書籍に生まれかわることができるのです。