「伝わる文章」を書くために意識するといいこと

こんにちは 市川弘美です。

ブログやSNSで発信の文章を書くときに大切なことは、「伝える」ことよりも、相手に「伝わる」ことです。伝えるだけだと「ふーん」で終わってしまう可能性があり、伝わる文章は読者にとって「有益な情報」になります。

そこで今回は、「伝わる」文章を書くためには、どんなことを意識して、どうやってチェックすればいいのかをお伝えします。

伝わる文章で意識することは、読者が使う「言葉」「言い回し」「かな漢字」を使うことです。

【言葉】
これは文章の基本で、読者が使う言葉を文章でも必ず使います。
読者が文章を読むとき、普段使わない言葉があると、読んでいて疲れます。専門用語ばかりの本を読むと、途中でやめてしまったり、読むと疲れたり、また読んでも頭に入ってこないのと同じです。

そんな専門的なことは書いていないんだけど。
そう思うかもしれませんが、確かに専門的なことは1語や2語だけかもしれません。ですが、その1語の意味が分からなければ、読み進めても着いていけなくなるのです。

分からない1語が気になって、続きを読んでいても頭に入って来ません。頭に入ってこなくなると読むのをやめてしまいます。

そもそも、読んでもらえなければ伝わるも何もないので、伝わるためには、読者に親しみのある言葉を使うことが大前提となります。

 

【言い回し】
「言い回し」も大切です。読者自身が使わない言い回しは、どこか違和感がありスラスラ読めなくなります。言い回しを読者に合わせるためには、「音読」をしてチェックします。

文章を最初から最後まで、声を出して読んでみてください。詰まるところと読み返してしまうところは、言い回しを変えたほうが読みやすくなります。何回も詰まってしまうと、読者に先を読んでもらえなくなるのです。

どうやって読者の「言い回し」を知ればいいのか。それは、読者層に人気の雑誌や実用書を参考にすればOKです。特に雑誌は、プロたちが考えに考え抜いた言い回しが使われていて、私は雑誌の目次をよく観察します。キャッチ―で伝わる、そして刺さる言い回しがたくさん載っているのでおすすめです。

【かな・漢字】
かな・漢字の使い分けにも、やはり読者層に人気の雑誌を参考にします。

たとえば「きれい」「キレイ」「綺麗」、3つのどれを使うかで、読者への印象が変わり、読者の受け止め方も変わります。30代向けと60代向けの雑誌では、同じ出版社でも必ず使い分けているはずです。

また「キレイ」を使うと決めたら、記事内で統一することが大切です。1記事内で「キレイ」と「綺麗」が混在していると、読みにくい文章になるからです。

 

伝わる文章で意識することは、読者が使う「言葉」「言い回し」「かな・漢字」を使うこと。

インプットでは読者層に人気の雑誌を見て、アウトプットでは読者層を思い浮かべて、文章を書いてみてください。

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