こんにちは ブックライター 市川弘美です。
「いつか出版したい」と考えている方の中には、出版企画書という名前は聞いたことがありますか?
聞いたことはあるけれど、実際に出版企画書を書いたことのある方は、少ないのではないでしょうか。そして、何を書けばいいか分からないという方がほとんどだと思います。
商業出版するには、「出版企画書」があることが前提です。
「いつか出版したい。でも出版企画書のことを良く知らない」方のために、商業出版の入り口である出版企画書の書き方のブログを連載いたします。
なぜ、ブックライターの私が、出版企画書の書き方をブログで連載しようかと思ったのか?理由は、3つあります。
1つ目は、出版企画書の書き方を教えていらっしゃる先生方がすごい経歴の方ばかりで、「いつか出版したい人」にとっては、ハードルが高いんじゃないかなと思ったことです。元大手出版社編集者◎年、累計◎◎万部、手掛けた書籍は◎千冊などなど…。
それに比べたら私の経歴なんてショボすぎるどころか、言うに足りないくらいなので別の機会にゆずりたいと思います^^。つまり、ハードルをものすごーく低くして、敷居をまたぐどころか、畳のヘリを歩くくらいの低さで書いていきます♪
2つ目は、出版企画書の書き方を知っておくと、色々な商品の企画書に応用できることです。
書籍は出版社の「商品」です。そして、書籍はこの出版企画書なしに世の中に出ることは、まずないでしょう(私の知らないところでは、あるかもしれませんが)。出版企画書には、「誰に何をどのような順番で、どうやって伝えるのか、どうやって売るのか」が、明確に書かれています。商品概要からプロフィールまで一本筋のとおった企画書の書き方を知っておくことは、ビジネスで大いにプラスになるはずです。
3つ目は、いつか出版したいと思っている人に、ぜひご自身の出版企画書を書いてほしいからです。実際に頭の中に何となくあるのと、文字にしてカタチにするのとでは大違い。コンテンツのたな卸しができたり、潜在的な思いや悩みに気付いたり、または迷路に入っていくかもしれません。どれも、この後のあなたの人生に役立つことは、まちがいありません。
出版企画書を書くことへのハードルを低くして、書き方を知り、そして実際に書いてほしい。そう思っています。
それから、これは私事ですが、私自身がこの連載ブログを書くことで、出版企画書へのより深い理解を得たいと考えています。
私は出版したことがないし、出版社の人間でもなく、出版社でアルバイトをちょろっとしただけです。そんなブックライターが書く、「出版企画書の書き方」連載ブログは20記事以上を予定しています。興味のある方は、どうぞお付き合いくださいませ。
次回は、「出版企画書には何を書く?」についてお伝えします。
それでは、またー♪
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