「いつか出版したい!でも、出版企画書って何を書いていいかも分からない」方へ

「いつか出版したい!でも、出版企画書って何を書いていいかも分からない」
方向けに、出版企画書を作成する合宿をやっちゃおう~という”たくらみ”、いや企画のお知らせです。

1冊の書籍が作られ出版されるスタートラインは、出版企画書があることです。それは、電子書籍、自費出版、商業出版のすべての本づくりに共通しています。

出版企画書とは、その本の概要、テーマ、ターゲット、構成、それに著者プロフィールなどをまとめた企画書のこと。出版する場合は、本の原稿をいきなり書き始めるではなく、まず出版企画書で、「どのような本にするのか」を明確にします。

出版企画書は書籍の設計図なので、企画書なしには書籍原稿を書くことはできません。
書籍は、出版社の商品の1つです。書籍の場合、モノの試作はできず、出版企画書で商品を作るかどうかがほぼ決まるわけです。

1冊の書籍をつくる費用は、300万円と言われています。私は出版社の人間ではないので、何と何が入っているのか明細を詳しくは知らないのですが、これまで出版業界の方が口をそろえて言うことは「1冊の本を作るのに、300万円を著者に投資する」でした。

さて、「出版企画書を作る合宿」です。
私が、なぜこの合宿をしようと思ったのか、少しご説明します。

当初は「執筆合宿」をしたいと思っていました。執筆合宿は、ライターの勉強会合宿のようなものです。ライターの仕事は一人でやるので、仕事をしながら自分で自分を成長させていきます。普段、誰かに原稿をチェックしてもらったり相談したりということができません。そんなことをしていては、原稿納品に間に合いませんし、頼む相手の時間も必要です。

最近、何人かのライター仲間から、「これ、見てくれる?」と相談があり、原稿や企画を見ることが増えました。見てほしい気持ちがすごく分かるので応えています。

「お互いに成長し合える環境があれば」と考え、ライターの勉強会合宿を思いついたわけです。1泊や2泊ですぐに成長できるわけではありませんが、ライター同士のつながりができて、何か自分なりに持って帰ってもらえればいいなと思っていました。

ある日「執筆合宿したい」ととあるミーティングでボソッとつぶやいたら、「企画書を作る合宿をしたら?」とアドバイスをもらい、「あ!それいい」と以来、心の中で合宿のことを温めてきました。

出版企画書を作ろうと思ったら、出版ゼミにはいったり、出版プロデューサーに作ってもらったりしなくてはいけません。私が調べた範囲では、それって数十万円~百万円以上かかります。

もっと気軽に自分の出版企画書を作れる場があればいいのに。
練習できれば、段々と上手になるんじゃないかな。

と日頃から感じていたことと、「出版企画書の合宿やったら?」というアドバイスが、ピタッと合わさり今回の合宿にいたりました。

私自身は、「かつて出版社で何百冊もの書籍を世に送り出しました!」といった輝かしい実績はありません。これまでブックライターとして執筆協力した書籍は20冊、企画に携わり出版された書籍は5冊。そして、3冊の企画が現在進行中。指折り数えられるほどです。

それに、基本的にゴーストライティングのため、書籍の表紙をズラリと並べるような華々しい画像を付けることはできません。この数字を信用してもらうしかありません。

いきなり出版ゼミに入ったり、いきなり出版プロデューサーに申し込むのってハードルが高すぎる。こんな数えられるほどの実績の私でよければ、いつか出版したいと思っている人が、気軽に来られる場を提供したいと思っています。

この出版企画書作成合宿は、いつかは出版したいと思っている方向けです。
「いつか」じゃ永遠に来ないから、ちゃんと期限決めなければ、なんてことは言いません。いいんです。「いつかは出版したい」で十分。

出版企画書ってどんなことを書くの?という方。つまり、企画書を全く知らない、書いたことのない人が対象。
たった1つだけお願いがあります。それは、「売るもの」を持っている人に来てほしいということ。物販でもサービスでもいいので、何か自分の事業で商品・サービスを販売している人に来てほしいです。それと、男性は面識があり、かつゼッタイ参加したい!という熱意をプレゼンで見せてくれて、市川面談をパスした方に限らせていただきます。

いつかは出版したいという方は、出版企画書については、ぜひ知っておいてほしいです。
出版企画書を作るプロセスを経験してほしいと思っています。本というのは、テーマは1つなので、その1つを絞り出すために、ご自身の考えや思いにとことん向き合い、コンテンツや人生の棚卸しをしていただけます。

合宿の場所は、神戸か伊勢がいいかなと考えています。
・神戸港の突堤、クルーズ船に乗ってる気分になれるホテル。
・かつて山崎豊子が「華麗なる一族」を始め多くの作品を生み出したホテル。

どちらがいいですか?

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