第5話 1冊の本ができるまで~影も形もないところから書籍になり読者の手元へ届くまで

言葉で未来をつくる 市川弘美です。

私がライターになったきっかけや、うまくいかなかったことなどを連載でお届けしています。

【これまでのお話】
第1話「人生を変えたひと言」
第2話「「感謝」尊敬するライターの先輩たち」
第3話「ライターって「書く仕事」かと思ってた!」
第4話「順風満帆なわけなくて」

今日は、「1冊の本ができるまで」と題して、本が、影も形もないところから書籍になり、書店やAmazonを通って読者の手元に届けられるまでの流れをお伝えします。

下図に大まかにまとめました。一番左の出版企画書が入り口です。

まずは、出版企画書を作り、企画書を元に原稿をを作成します。写真やイラスト、絵図などが加わり、レイアウトされて、印刷・製本されると、一冊の本になります。
そこから、流通に乗って、書店やAmazonを通って読者の手元に届けられます。とてもザックリお伝えすると、この流れです。

原稿作成は、ライターが執筆協力する場合は、取材をしてそれを元に原稿を執筆。途中のチェックのタイミングや回数は、著者や出版社によって異なります。

いよいよ印刷!その前には、著者、ライター、デザイナー、イラストレーター、組版、編集者・編集部、校正など様々な人の手によってチェックが入念に行われます。印刷したら、修正は絶対にできません。

原稿も終わりごろになってくると、カバーデザイン(表紙、裏表紙、袖など)があがってきて、いよいよという雰囲気になります。

出版のゼロイチは「出版企画書」です。出版企画書は、出版の入り口。出版社は出版企画書で、その企画の本を出版するかしないかを決めます。そう、超重要な文書なのです。次回は、その出版企画書についてお伝えしますね。
お楽しみに!

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