こんにちは 市川弘美です。
私は今50代ですが、50代から終活を始めても、全く早いとは思いません。なぜなら、やり始めると、やることがたくさんあるからです。仕事をしながら普通に生活をしながら、1年や2年で終わりそうにありません。「時間ができたら」と言っていてはいつまでも時間はできないので、今後は、終活のための時間を確保しようと思います。
「終活」と聞いてイメージするのは、財産分与や葬儀、それにお墓や介護のことなど「決めなくてはいけない」ことを書き留めておくことです。それらもありますが、終活で最初にやることは「自分を知る」ことです。なぜなら、人生の「終わり方・終わった後」を決めるためには、自分の人生を振り返り、自分自身を知らなければならないからです。
何が好きで何が嫌いなのか、どういう価値観で生きてきたのか、どんな思いで子育てをしてきたのか等々。自分が歩んできた人生をもう一度たどることで、未来へのレールを自分で敷くことができるのです。
ほとんどのエンディングノートの最初の項目は、これまで自分が歩んできた人生の「自分史」です。自分史を書くことで、自分自身をそれまでより深く知ることができます。
終活は「やらなくても済む」類のものだと思います。「やらなくても済む」ものというのは、なかなか重い腰を上げることはできません。やらなければならないことが他に山ほどあるからです。
しかしその重い腰を上げてやれば、やった分だけ必ずいいことがあります。終活をやって一番いい思いをするのは、家族よりも自分自身です。自分を知り、自分の未来と人生の終わり方、そして終わった後の希望を決められるのです。しかもそれを書き物でのこしていれば、家族から長きにわたり感謝されるはずです。つまり、有終の美を飾ることができるというわけです。
終活とは、人生の終わり方を決める活動ではなく「未来への希望」のための活動です。
未来が希望であふれる終活をしたい方、その方法を知りたい方は、こちらからお読みいただけます。