第6話 出版企画書とは

言葉で未来をつくる 市川弘美です。
ライターになって10年。ライターになったきっかけから振り返ってみました。

【これまでのお話】
第1話「人生を変えたひと言」
第2話「「感謝」尊敬するライターの先輩たち」
第3話「ライターって「書く仕事」かと思ってた!」
第4話「順風満帆なわけなくて」
●第5話「1冊の本ができるまで/影も形もないところから書籍にり読者の手元に届くまでのプロセス」

第6話の今日は、「出版企画書」についてお伝えします。
出版企画書とは、「どんな読者が、どうなれるのか」のコンセプトや、この本の強みは何か、この本が読者に読まれる理由は何か、といった本の幹となるものです。

本1冊をつくるのに8~12カ月かかります。人は忘れたり迷ったりするので、そんな時はこの出版企画書に立ち返ります。また出版社の企画会議において「どの本を実際に出すか」は、「出版企画書」で決まります。

私は、出版企画書を代わりに作成してほしい方、出版企画書を自分で書きたいのでアドバイスがほしい方のための、出版企画書作成代行サービスを提供しています。

「自分の何が本になるのか?」、「こういう本を作りたいんだけど」といった漠然としたご相談をいただき、話を聞いて「この方は、何がいいたいのか、どういう思いでやっているのか」をしっかりと汲み取りながら、出版企画書を作成します。

どんな企画が通りやすいのか、他の本との差別化はどうするかなども含めて、ゼロから企画を起こす経験とノウハウを積み重ねてきました。

入り口の出版企画書から、出口の出版して読者に届けるところまでを伴走する、ライターや出版プロデューサーは、私の知る限りでは、あまりいません。元々出版社の編集者をやっていて独立して、出版プロデューサーとして活動されている場合は、全ての行程において伴走していますが、ライターで全ての工程において伴走しているライターは少ないと思います。

出版したいのに、出版社に相談しにくいという人が多いなか、著者の側にたって、出版を一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

次回は、「ゴーストライター」という世間のイメージと、実際の大切な役割についてお伝えします。
お楽しみに!

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